2010年03月06日

鍋島緞通ですか!





『佐賀のもの』シリーズで気になっているものの1つに

鍋島緞通があります。

(どこでシリーズ化されてるか知りませんが…)



ペルシャ絨毯のようにではなく、

綿なので繊細さ光沢、艶やかさなどにはかけますが、

一段一段、織っていく工程は似ています。

たくさん並んだ縦糸に、出来上がりの柄を見ながら、一本ずつ色々な色の糸を結んでいき、

横糸を通しておさえる。

気の遠くなるような作業です。


座布団にするように作られたもののように目のギューッと詰まったものもありましたが、

ペルシャ絨毯のように目がつまっているほど、良いものというわけではないそうです。

あんまり目をつめて織ると重すぎたり、

綿のフワッとした暖かみのある風合いが損なわれるのからです。






1畳ほどの大きさで手織りで90万円以上しますが、機械織りだと50万円くらいにまで下がるとのこと。

但し、機械織りは糸が抜けないように裏に布を張る裏打ちをしています。

もちろん、手織りは結んでいくので裏打ちはなく、裏返しても柄がきれいにわかります。


普段は掃除機をかけるくらいで簡単なお手入れだし、きちんと使えば100年以上使えるもの。

やはり、手織りがいいですね〜shine




ソファーの足元、ベットサイド、和室の真ん中・床前・縁側にも合うし、

小さなものをベンチや椅子の上においたり、いろいろと使えます。

結構、敷いてみると 和・洋室 どこでもしっくりなじむような気がします。

時にはタぺストリーのように飾る人も。

(私は絶対飾るより、使い込むほうが、艶や味や愛着が深くなってくると思いますが)






あ、あと

手織りの場合、織り始めにはなく、織り終わりにだけふさふさ(フレンジ)がついているそうです。

その為、ついてない方が上座、ふさふさ側が下座というように使われていたそうです。

今は、そんなこと気にしないのかもしれませんが。。。

買い足して並べて置いたりL型に置いたりするときに都合が良いらしいです。(確かに!!)

大きいのは置く場所が決まってしまうし、第一金額も高くなる!

1畳くらいの大きさを買い足したりして並べて使うのも良い方法だと思います。






鍋島段通を買うのは難しくても お店・ギャラリー にいって

もっといろいろ聞いてみたい見てみたいと思うのでした。

話を聞くほどにほしくなるけど。。

1枚 さりげなく敷いてるだけでも部屋の雰囲気変わるだろうな・・・present




(もっと知りたい方は・・・ http://www.nabeshimadantsu.jp/home.html )



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Posted by よしこ at 12:35│Comments(0)佐賀モノ
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